もはや恒例となりつつある株式会社プランドゥ様の温泉同好会が今月も開催されました。今回の旅は群馬県北西部に位置する万座温泉です。万座温泉は海抜1,800mにあり、源泉は20種類を越え、名湯中の名湯といわれています。難病を治したというエピソードも数多く伝わっていたり、美肌効果も期待できたりで、女性にも圧倒的な人気を誇っていますが、カンボジア男子も美肌になったのかは不明です…。
3名は、もう温泉入浴に慣れたもので、手際よく入浴準備を済ませ、初夏の露天風呂を満喫してきたようです。
はるな生活協同組合様1期生として採用されたThang(タン)とDung(ズン)ですが、Thangの訪日後、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大により、Dungは長い期間、出国待機となってしまいました。しかし本人の訪日へ向けた熱意は冷めることなく、去る5月、ようやく訪日することができ、また、新型コロナウイルス感染症も下火になったことから、はるな生活協同組合様において、1期生2名を伴い会食を催してくださいました。
会食前には群馬フラワーパークや赤城神社なども観光させていただき、有意義な休日を二人そろって過ごすことができたようです。
一方、2期生2名のうちTan Phuong(タン フオン)が7月20日(水)入国しました。8月25日(木)の配属に向け、現在、栃木県小山市にて入国後講習に励んでいます。
また、2期生2名最後のひと枠については、Da Nang外国語大学日本語学部を卒業したN2を持つ候補者をweb面接していただきました。コロナ禍の影響で日本語を使わない仕事に従事していたため、面接開始時は少し覚束ない日本語ではありましたが、時間の経過とともに徐々に本来の日本語力が蘇り、ある程度の会話を日本語ですることができました。その後、はるな生活協同組合様で御精査いただいた結果、無事、採用となり、早期の入国を目指し、現在、手続中です。
社会福祉法人鎌倉会様におかれましては、待望の入国を果たした春から、すでに数カ月が経ち、季節は夏へと移り変わりました。社会福祉法人鎌倉会様のある前橋市は、もともと県内では最大規模の七夕まつりが有名でしたが、今年は「前橋市市制施行130周年記念 第72回前橋七夕まつり」と題された特別な七夕となり、商店街を彩る七夕の飾りつけに配属されたばかりのインドネシア人技能実習生Grettha(グレタ)、Putri(プトリ)、Sri(スリ)の三人娘を伴っての参加となりました。
3名は初めて見る日本の伝統行事に興味津々で参加していましたが、施設では浴衣の着付けも体験させていただき、憧れの日本の伝統装束を纏った3名のテンションは最高潮に達したようでした。
前橋市は高崎市以上に多文化共生が進んでいる都市ですが、社会福祉法人鎌倉会様も例に洩れず、外国人材の受入や人材育成への取り組みについて一日の長を強く感じました。
6月最後の入国は、小規模多機能ホームくわのみ2期生Huong(フオン)とYen(イェン)が28日に入国しました。2名はベトナム南部の大学の日本語学部を卒業しており、N3にも合格済みです。
特にHuongは1年の訪日経験もあり、より日本人の若者に近い日本語を使うことができます。
くわのみの先輩である1期生Linh(リン)とLan Anh(ラン アイン)の日本語会話力は、入国後、当組合 全技能実習生のなかでも、圧倒的に高いレベルになったため、後輩のHuongとYenにも期待せざるを得ません。
7月29日の配属予定です。
ちなみに、7月のJLPT試験において、1期生Linh(N2)はN1、Lan Anh(N3)はN2を受験しました。
6月24日、ユミテック株式会社様ベトナム人技能実習生Trang(チャン)とQuyen(クエン)が入国しました。すでに多くのベトナム人技能実習生の先輩が入国していることもあり、入国手続は監理団体の指示を待つことなく、決められたことを決められたように手続することができました。特にTarngは長い入国待機期間でしたが、訪日への強い想いと日本語学習への熱意が継続してこともあり、採用面接時から見違えるほどの日本語力を身につけての入国となりました。8月1日に配属予定です。
これまで特別養護老人ホームモデラートに貢献してきた中国人技能実習生と入れ替わりで、6月17日インドネシア人技能実習生Diyah(ディヤ)、Evi(エヴィ)、Ilu(イル)の3名が入国しました。採用面接後、しばらく待機期間がありましたが、3名のうち2名はN3に合格しての入国となりました。1名は惜しくも、まだN3合格となっておりませんが、LINE実習生グループにおいては、3名とも日本語でのコミュニケーションを十分とることが可能なレベルです。7月25日に配属予定です。
あおぞら介護事業協同組合 技能実習生第1号である中国人技能実習生ZhangとMaが、特別養護老人ホームモデラートでの技能実習3年を無事修了し、去る6月22日、満面の笑顔で帰国しました。
中国は未だにゼロコロナ政策を続けており、技能実習生が帰国する再、煩雑な手続きと割高な費用がかかります。特に航空券につきましては、入国緩和措置がとられたことも影響し、すぐに売り切れてしまうこともありますので、中国人技能実習生を受け入れている組合員の皆様におかれましては、余裕を持って帰国の御準備をしていただけますよう、お願い申し上げます。
5月11日、有限会社グループホームなごみ様ベトナム人技能実習生Trinh(チン)が入国しました。TrinhはN2を取得しており、日常会話は、ほぼ困ることはありません。また、入国前から1期生のPhuong(フオン)と連絡を取り合って情報交換をしたり、時にはPhuongの日本語学習を手伝ったりと、互いに支え合って、親交を深めておりました。6月13日に配属となります。
5月15日には、社会福祉法人恵明会様ベトナム人技能実習生Thao(タオ)、医療法人翼望会様ベトナム人技能実習生Ha(ハー)とHue(フエ)が、仲良く3名で入国しました。入国後も、3名で協力しながら行動し、現在は栃木県小山市のきぼうアジア研修センターにて、入国後講習を受講中です。6月20日に配属予定となっています。
5月18日には、はるな生活協同組合様ベトナム人技能実習生Dung(ズン)が入国しました。当初5月17日の入国予定でしたが、機体トラブルにより欠航となり、残念ながら出国が1日遅れることとなりました。
1名で入国したDungに、先に入国した実習生たちがベトナムLINEグループで励ましているのを見て、とても微笑ましくなりました。6月23日に配属予定です。
入国が続く中、5月最後は、株式会社プランドゥ様ベトナム人技能実習生Huong(フオン)とPhuong(フオン)の2名が24日、笑顔での入国となりました。二人は、監理団体職員と先輩実習生とのLINEメッセージを良く見ていて、行動前や行動する度に、自発的に報告をくれました。6月29日に配属となります。
株式会社プランドゥ様におかれましては、恒例となっている釣りツアーを再度、開催していただきました。
今回は石廊崎 ⇒ 下田湾釣り ⇒ 下田海中水族館 ⇒ 黒根岩風呂と盛りだくさんの旅程でした。
以前はひどい船酔いに苛まれていましたが、釣り船にもかなり慣れたようで、3名とも素晴らしい釣果だったようです。また、今回は人生初の露天風呂も経験し、海に温泉にと、日本の春を満喫できたようでした。
新型コロナウイルスとの共生が始まりつつあるなか、国際的な往来の再開も平常に向けての動き出しが各国でも見受けられるようになりました。
先月、社会福祉法人鎌倉会様およびたくみ株式会社様のインドネシア人技能実習生が入国しましたが、4月においても、まず、株式会社プランドゥ様インドネシア人技能実習生Dirga(ディルガ)とFajar(ファジャル)の2名が4月12日、無事、入国いたしました。
Fajarについては、長い入国待機期間において、人一倍強い日本への関心をN2合格という形で、インドネシア出国前に見せてくれました。私も10年以上、留学生・技能実習生の日本語教育に携わりましたが、基礎学習から始まり母国出国前に、N2に合格した者は、私が指導した何千人という学習者のなかでもごくわずかであり、とても稀有な存在です。日本においても努力を惜しむことなく、今度は介護職としての技能修得に遺憾なく発揮してほしいと願います。
株式会社プランドゥ様インドネシア人技能実習生2名の入国から遅れること1週間、社会福祉法人ようざん会様インドネシア人技能実習生Padli(パドリ)とHakim(ハキム)の2名が4月19日、入国しました。
先に入国している、たくみ様9名、鎌倉会様3名、プランドゥ様2名と、今回、ようざん会様2名で、3月・4月はインドネシアから計16名が入国し、現在、栃木県小山市にある、きぼうアジア研修センターにて入国後講習を受講しています。長きにわたった入国禁止期間中は、皆それぞれ働きながら日本語学習に励んでまいりました。なかにはコロナ禍により思うように日本語学習ができなかった者もいますが、遅れを取り戻すべく、日々、真面目に学習に取り組んでいます。
たくみ株式会社様におかれましても、2021年1月に御採用いただいた9名が、約1年の入国待機を経て、3月30日、ようやく入国することができました。当組合にとっては入国再開の第1陣であり、コロナ禍が未だ終息していない状況での入国となるため、送出機関Nagomi Kaigo Gakkoおよび入国後講習実施機関きぼうアジア研修センターとの連絡や確認を密にしながら、慎重に手続きを進めさせていただきました。お陰様で出国前および入国後のPCR検査では全員陰性であり、無事9名揃っての入国後講習開始となりました。
なお、9名を含むNagomi Kaigo Gakko技能実習生18名とは、採用面接終了後からLINEグループにてコミュニケーションを取り続けておりますが、入国時の9名からの返信には無事、入国できたことへの安堵と訪日できたことをとても喜んでいる様子が伝わってきました。
また、すでに入国しているようざんグループ様2名からは、たくみ様9名へ祝福の言葉がかけられ、関係の良さをうかがい知ることができました。
たくみ様9名につきましても鎌倉会様同様、5月の配属となる予定です。
去る3月1日、入国禁止措置も緩和され、組合員の皆様に御採用いただいていた入国待機者の入国が、いよいよ始まりました。
社会福祉法人鎌倉会様におかれましては、前回の一時的な入国緩和措置(レジデンストラック)において、入国日が決まっていたにもかかわらず、新型コロナウイルス感染再拡大により、出発まであと数日というところで再度の入国禁止措置がとられてしまいました。
2020年4月に御採用頂いてから、丸2年が経過してしまいましたが、入国待機中も鎌倉会様においては施設長 三富様と事務部長 浅見様が定期的にweb面談をしてくださり、また、職員の皆様もビデオレターを制作していただくなど、3名のモチベーションを維持する取り組みに御尽力いただいたこと、本人および送出機関Sakura Bina Citaに代わり、改めて感謝申し上げます。
3名は入国待機中、生活のために現地の病院で看護師のアルバイトをしながら日本語学習に励んでおりましたが、うち1名は日本側からの励ましに応え、先月N3に合格しました。他の2名についてはN3合格とはならなかったものの日中は看護師のアルバイトで忙しいなか、夜間は送出機関のオンライン学習に参加し、日本語会話能力の向上に励んでおりました。
そんな3名も4月3日、ようやく入国の運びとなり、これまでの努力が報われることを願わずにはいられません。
鎌倉会様も、もちろん本人たちも、待ちに待った入国となりましたが、現在、約1か月の入国後講習を受講しており、新緑の季節を迎える頃、特別養護老人ホームかまくら様へ配属となる予定です。
先月2月は、前年の一時的な入国禁止措置緩和で入国した組合員の皆様の1年目最後の定期監査でした。社会福祉法人恵明会様におかれましても2名のベトナム人技能実習生を受け入れて頂きましたが、コロナ禍のなか、二人は介護技術の習得と合わせて、日本語学習にも一生懸命励んできました。
今回、JLPT N3試験を受験しましたが、惜しくも二人そろっての合格とはなりませんでした。しかし不合格だった者も、あと数点で合格というところまで肉薄する奮闘をみせました。
日頃、2名は施設でも利用者様および日本人職員様と、時に冗談も言えるほどの良好なコミュニケーションが取れています。次回のJLPTにおいては、きっと良い結果を得られると確信しています。
去る2021年12月5日(日)日本語能力試験(JLPT)が実施されました。
当組合で監理する技能実習生も、これまでの日本語学習の成果を発揮するため、19人(N2 4人、N3 15人)が試験に臨みました。
年が明けて、1月が終わりに近づく先週、ついに合格発表があり、8人(N2 1人、N3 7人)の合格者がでました。特に株式会社プランドゥ様インドネシア人技能実習生Gio(ギオ)においては、全3科目中2科目において満点であり、他の合格者を圧倒する高得点での合格でした。また同じく株式会社プランドゥ様インドネシア人技能実習生Erwin(エルウィン)も全3科目中1科目で満点をとり、Gioに続く次点での合格でした。個人的には日本語教師としての経験上、留学生ならいざしらず、技能実習生で、ここまでの高得点合格はあまり見たことがありません。
両名とも入国時からN4には思えない流暢な日本語を話せる実習生ではありましたが、日本語教育に定評のある送出機関LPK Sakura Bina Cita出身であり、送出機関の日本語教育品質を裏付ける結果となりました。
また、惜しくも今回、不合格となった者の多くは合格点に数点及ばないだけでした。次の試験は7月ですが、きっと多くの合格者がでることは想像に難くないと思います。
技能実習生は働きながら、日々、日本語の学習に取り組んでいます。もちろん自宅での学習も大切ですが、職場での日本人職員の皆様や利用者様とのコミュニケーションも日本語能力向上に大きな影響があります。
今回、合格者をはじめJLPTを受験した技能実習生たちの多くは、日頃から職場でも良好なコミュニケーションをとって頂いており、生活だけでなく仕事を通じての日本語能力向上が図られていたことがうかがえます。
なお、当組合においても技能実習生への情報連絡を目的に、SNSでグループチャットを展開していますが、学習意欲の高い者は、そのやりとりのなかで自身が学習した知識を実践している者も多く存在します。
日本語だけでなく語学全般に言えることですが、語学は教科書で学習しただけでは上達しません。実際に書いて、聴いて、話すことで学習した内容が定着し、会話力も向上していきます。
組合員の皆様におかれましては、日々の業務でお忙しいとは思いますが、技能実習生の言葉にもぜひ耳を傾けて頂ければ幸いです。
2022年1月9日(日)、高崎市において成人式が催されました。株式会社プランドゥ様カンボジア人技能実習生Samrach(サムラッチ)は、来日した当初18歳でしたが、早いもので今年度、めでたく20歳を迎えました。
カンボジアでは満18歳で成人となりますが、日本のような儀式などは特にないようです。そこで株式会社プランドゥ様は、日本の文化を少しでも体験させたいということで、本部事務所職員様の御子息からスーツを拝借し、部長自ら会場へ引率してくださいました。
日本に古くからある慣習の成人式に出席し、初めて間近で見る羽織袴や振袖などの伝統衣装などに興味津々の様子だったようです。
株式会社プランドゥ様においても、介護技能実習評価試験およびJLPT受験が終わり、コロナ禍が一息ついたところで、今冬はたんばらスキーパークへ愛郷ぐんまキャンペーンを利用して雪見バスツアーへ連れて行ってくださいました。スキー場は4月に谷川岳の残雪を見に行った時とは打って変わり、今回は吹雪いていたようでしたが、元気に雪遊びに興じていたようです。雪遊びのあとは、いちご狩りを楽しみ、心もおなかもいっぱいになる休日を過ごしました。早いもので株式会社プランドゥ様カンボジア人3名は、3年の技能実習のうち2年が終わろうとしています。すでに特定技能を望む者もあり、介護福祉士試験合格へ向け、そろそろ準備に取り掛かる時期になりますが、日々の業務でお忙しいなか、素晴らしい息抜きをさせて頂いた施設の皆様には本人たちに代わり、改めて感謝申し上げます。
社会福祉法人鎌倉会様にて御採用頂いたインドネシア人技能実習生Grettha(グレタ)、Putri(プトリ)、Sri(スリ)の3名は、コロナ禍の影響で入国が停止されてから、すでに1年が過ぎ去ろうとしています。インドネシア国内においても、まだまだ社会活動が制限されている状況ではありますが、送出機関LPK Sakura Bina Cita(サクラ ビナ シタ)の熱心な日本語指導により会話レベルの向上が図られています。
3名は訪日を心待ちにしており、困難な状況にもかかわらず日々の日本語学習にも一生懸命取り組んでいます。そこで、3名と同様に訪日を心待ちにして頂いている社会福祉法人鎌倉会様において、入国待機が長引く3名に対してweb面談を実施して頂きました。
3名は以前よりも上達した日本語で、三富施設長および浅見事務部長と、通訳をあまり頼ることなく会話をすることができ、また、鎌倉会様も施設案内や介護業務の様子を自作映像で御紹介くださるなど、3名の訪日に大きな期待を寄せて頂いておりました。
2020年10月から2021年1月にかけて入国した技能実習生の介護技能実習評価試験(初級)が一通り終わりました。また、JLPT(日本語能力試験)も12月に受験し、各々が試験の結果に胸を膨らませています。
はるな生活協同組合様Thang(タン)においても、入国して1年弱ではありますが、次のステップへ向けて弾みをつけるべく、介護技能および日本語学習に真摯に取り組み、介護技能実習評価試験およびJLPTを受験しました。
特に試験前、数カ月は、これまで修得した介護技能の総点検を行うとともに、アッコラ日本語学院様ご協力のもと、日本語学習についても総復習を実施しました。介護職として働きながら日本語も学習することは本当に大変だったと思いますが、その頑張りが良い結果に繋がることを当組合としても願っています。
はるな生活協同組合様においては、そんなThangの頑張りに対して、母国ベトナム料理を提供するレストランでの夕食会を開催して頂きました。試験が終わった安堵と久しぶりの本場ベトナムの味に満面の笑みを浮かべており、公私ともに充実した1年となったようです。技能実習2号での更なる飛躍を期待しています。